「腹八分目は医者いらず」「腹も身の内」
・Feed by measure and defy the physician.(適度に食べて医者を無視せよ)
・Much meat, much disease.(食べ物が多ければ病気も多い)
などのことわざがあります。昔から食べ過ぎは万病のもととされています。
食べ過ぎと肩こり
肩こりが慢性化しなかなか改善しない。
こういう場合内臓の疲労が考えられます。
食事をとると内蔵は消化をはじめることで、身体の力がそこに集まることにより、肩などの血流が悪くなり肩が重だるい、痛い、背中や肩甲骨周りがだるくなったりします。
たまの食べ過ぎでしたら良いのですが、日常的に続いている場合内臓が疲労していきます。
内臓は病気になるまで未病の状態が10年以上あるのです。
疲れた内臓は、パンパンに張り、下垂していたりします。
肩こりとは、骨格の歪み、筋肉の張りから起こっていますが、これに内臓疲労が加わりますと、パンパンに張った内臓が左右差や歪みを大きくし身体の循環もわるくなりますのでより肩こりを悪化させることになります。
この状態で食べ過ぎを続けますとより肩こりが悪化し、慢性化しやすくなります。
食べ過ぎ時に起こる頭痛
普段から肩凝りが慢性化している場合、
アドレナリンの使い過ぎ、交感神経優位で力が抜けない状態が続いている場合があります。
この状態で食べ過ぎますと消化で内臓が動くことにより副交感神経優位になります。
頭に血が上がっているような状態から、お腹の血流が上がり、急に頭の血が下がりますので頭痛になりやすいです。
生理前後で肩こり頭痛が出る
生理前後で肩こり頭痛が悪化する方は食べ過ぎにより、内臓が疲労し冷えまで出ている方が多いです。
排卵後からは1日2食にし空腹の時間を多くし内臓を休ませましょう。
食事を見直してみましょう
食べ過ぎにより頭痛や肩こりが悪化し、薬を飲むようなことを続けていますとより内臓が疲労していきます。
数十年後に大きな病気となる可能性もあります。
頭痛や肩こりはあなたの身体の状態を教えてくれてます。
空腹の時間を増やす又は粗食にし内臓を休ませるのがポイントです。
数十年後の自分の為にまずは食事を見直してみましょう。